コーヒー屋の談義。


今日は梅雨らしい天気になりましたね。

昨日は、県外でコーヒー焙煎に携わっている
お客様が足を運んでくださいました。

ちなみにこの方、Qグレーダーといいまして、
簡単に言うと、コーヒーのクオリティを
評価できる認定資格をお持ちの方です(^^)

その中で
アイスコーヒーの話になって…

僕の味づくりのコンセプトは
高知の蒸し暑さの中でおいしさを感じる
さっぱりと、それでいてコーヒーらしい
味わいというイメージです。

召し上がりながら、
「確かに夏の日差しの中で飲みたくなる
感じがしますね(^^)」と言ってくださいました。

僕が別の地域でコーヒー屋をやっていたら
たぶん違ったアイスコーヒーをお出しするはずです。

その方の地域では
濃いアイスコーヒーが好まれる傾向があって
その中でお店の特性を出されているそうです。

気候環境、その地域の食文化、味の濃さ…

地域の嗜好は違って当たり前で、
コーヒーもその文化圏で生かされてこそ
地域性のあるおいしさに繋がっていくんだろうと
改めて感じながら話をしていました(^^)

僕は深煎りが好きだから…浅煎りが好きだから…
ではなくて、その地域の嗜好性を考えながら
よりおいしいと感じてもらえる味わいの
バランスを整えていく。

誰がうちのコーヒーを飲んでくれるのか。
どんなふうにして飲まれているんだろうか。
どんな時に飲まれることが多いんだろうか。

そんなことが、
僕の焙煎観の原点でもあります。

これからももっともっとおいしくして
お客さんに喜んでもらいたい!

同じ職種の人と時々お話をすることで、
いろいろ勉強にもなりますし、
また自分の立ち位置を確認できて良かったです(^^)