今日は風はありますが
いい日和になりましたね。
週末には心地よい感じです(*´▽`*)
最近、教えてくれた方に限りますが、
県外から高知に来たついでに
寄ってくださったお客様は
高知は暖かいねと言われていました。
地元民にしてみたら
寒くなったとはいっても
冬の寒さが厳しい地域の方からいうと
まだ暖かいと感じるのでしょうね。
気候は「食」や「気質」とは
無関係ではないと僕は思っていますが、
この暖かい気候が
柚子ポン酢などさっぱりしたものを好む感覚や
あけっぴろげ(笑)と言われる高知の気質を
生み出しているのかもしれませんね。
さてそんな気候でコーヒーというと…
などとよく考えたりしますが、
味わいのバランスなどで気をつけていることが
実はあったりします。
今日来られたお客様が
言ってくださって嬉しかったのですが、
「口当たりがやさしい」という部分です。
口に含んだ時に
苦味や酸味や、場合によっては雑味(渋みなど)が
ドンと来てしまうと、人の脳の感覚は
その他の繊細な味わいをマスキングしてしまうと
思っていて、それが極力ないようにしたいと
考えています。
これは、食べ物との相性についても
そう考えていて、あまりコーヒーが強すぎると
食べ物にコーヒーが勝ち過ぎてしまうので、
一緒に食べた時にお互いの味わいが
引き立たないように僕は感じます。
コーヒーだけを趣味的に味見する
ような飲み方ならコーヒーだけを
考えていたらいいのでしょうが、
コーヒー生活はいろいろなシーンが
ありますからね。
おしゃべりしながら長い時間かけて
飲む方にとっては、冷めた時の味わいまで
きちんとイメージして焙煎してないと
いけないと思っています。
食事の合間にという方には、
コーヒーだけじゃなくて
食事もおいしく感じてもらいたい。
なんかそんなことを考えながら
奥深い迷宮に迷い込んでしまうのです(笑)
結局、飲む方がそのシーンで(食べるものも含めて)
おいしいと感じてもらえるようであれば
いいと思うのですが、作る方は
いろいろ考えてしまうのですね(^^;)
まあ、そんなこんなで
いろいろやっています。
ぜひ気長にお付き合いくださいませ。
もっともっと
うちのコーヒーもおいしくなって
いくと思っていますので(^^)