今朝は七草粥を食べて
仕事に来ました。
季節の風習は
日本人としてやはり
守り続けたい心情です。
さて話は変わりますが、
先日、日本酒造りを仕事にされている方が
来てくれていろいろとお話をさせてもらいました。
伝統的に日本酒は
地域の食に合うようにできているという
お話はとても興味深いものでした。
いわゆる洋食と比べて
和食は出汁の風味が薫る薄味なおいしさが
素晴らしいと僕は思います。
食中酒として、そんな和食に対して
お酒が勝ち過ぎず負けもせず、
という程よいバランスで成り立っていると
食事もおいしく、お酒もおいしく感じるよねと
いう話もしました。
昔の人は伝統的に
そういう地域の食材の味との
バランスを意識して酒造りを
されてきたんだと思います。
決してお酒の味のことだけではなく。
歴史の長い酒蔵の方ですので、
話をしていると特にそんなふうな
意識を持っていると感じました(^^)
お酒を味見するように飲む人は
そうたくさんはいないでしょう。
お酒を嗜み、愉しむ方にとって
やはり食事の時間の中で活きてこそ
のものだとも思うのです。
誰がどんなものを食べて
その時においしく感じるお酒は…
そんな意識の高さはとても勉強になります。
お酒もね、いろいろウンチクとか
言っても結局はおいしくないと
誰も飲み続けたいと思わんよね?
という話は、やっぱりそうですよねと納得。
コーヒーも
こうでないとという作法のような
ウンチクは僕は苦手ですが(笑)、
最後は飲む人がおいしいと感じてくれるかどうか。
新年早々に、
その思いがさらに強くなった一日でした(^^)